2012年7月28日土曜日

『破壊と再生』ごっこ①

子供って火がつくのも早いけど飽きるのも高速。
あんなに大好きで買い集めた仮面ライダーの人形は、ここ最近は引き出しの中で出番を待ち続ける毎日。

オモチャって、カタチが複雑だから収納が大変。この仮面ライダーたちも邪魔な存在になりつつ、処分を考えていました・・・。

しかし、先日、コストコへ行く機会があり、3Dペンセットを購入。これで¥1000は神!!で、いいこと思いついたのです!!


帰宅後、早速このペンで仮面ライダーデコを提案。子供たちはノリノリで賛成。
思う存分、デコってもらいました。

結果、子供の完成作品
『カメンライダーバース』改め『仮面ライダーしゅりけん』








4体が完成済み




自分たちで作った新しい仮面ライダー。名前も一新し、以前より愛着が沸いたのか、またヒーローごっこにハマっています。


私のモノ作りの考え方としてあるのが『破壊と再生』です。
これは子供の行動から学んだことです。
そもそもの遊び方やカタチを壊して、他のオモチャと組み合わせることで新しい『遊び』を創造する。
それは絵を描く過程、ひとつのコンテンツを作る過程においても必要な思考だと気がつきました。

色に深みを持たせるために絵を壊す、面白くない仕様を壊す。
『壊す』という行動は思考の転換をもたらします。
この転換が再生への道筋を開いてくれるのです。壊すことで見えてくる色やカタチは次に何を描けばいいのか、何色を置けばいいのか教えてくれる。


破壊することで再生させる。感覚的にはずっと前から知っていたことですが、このロジックをはっきりと自分で自覚することによって、行き詰まった時に意識的に思考の転換を図ることができるようになりました。
このことで、絵を描く時間がかなり短縮されたように思います。
まあ、絵はそんな理屈だけで上手くいくものではないけれど、感覚だけで絵を壊していた時代より、今は絵を描くのが苦しくないな~と思います。



子供には気づきをたくさん与えてもらえるのですね~


今回の遊びで子供的にはリユースってのがわかったかもしれない^^




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