2012年2月4日土曜日

ジャン=ミシェル オトニエルワークショップ「ふしぎな現実」

原美術館で開催中のジャン=ミシェル オトニエル考案のワークショップ「ふしぎな現実」に行って来ました。

一番好きな原美術館。出産してからずっと行けなかったけど、ようやく足を運ぶことができました。
もちろん、子供も一緒なので、ハラハラしながらの鑑賞でしたが、やはり命宿る実物の作品はグッと感動が走ります。


まず、ワークショップについてご紹介します。
カフェスペースに画像のような子供用スペースがあり、オトニエルのドローイングが塗り絵として用意されていました。


子供用スペース


このままでも美しい塗り絵




それからこのスペースの横にARを使ったオトニエル作品体感コーナーがありました。
ここが結構面白かった。
こんな閉ざされた空間で、しかも大画面でARを体験することって初めて。よりリアリティを体感できる演出になっていました。ただ、ARの3Dのクオリティがイマイチかな~と思いつつも無料でこれだけ楽しめれば十分でしょう。
子供にARを体験させたのも初めてだったので、とても反応がよかったのも今後の参考になりました。
(ピクトグラムの配置を変えて、街っぽくしたりとか、創意工夫をしていました^^)


ARは現実的に考えるとやはりスマートフォンや携帯ゲーム機での活用が主になってくると思いますが、こういった大画面でより効果的な使い道ってないかな?とか。TGSの演出なんかで使ったらどうかしら?もう、既に使われてるのかな?広告として面白い使い道がありそう。なんて思いました。


ARを使用したLEGOのパッケージが素晴らしいのでご紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=8UxWkZtUKaI&feature=player_embedded


それから、一番大事な作品展示。
原美術館の間取りは迷路みたいで迷子になったような不思議な気持ちになります。
何も説明書きのないドアを開けると作品があったり、体感式の展示は子供から大人まで楽しめる。

今回のオトニエルの作品もとても美しかった。
特にガラス容器に水の入った立体がいくつも並べてあった作品。海の生き物の標本のようなのに、全てガラスなんですよ。ガラスだから凄い透明感。天気の良さも相まって、自然光がガラスを透過し、色が発光してとてもきれいでした。







しかし、全ガラスの高さ3メートルはある立体などなど、大型の作品はいったい制作費いくらなんだ?ってのが一番気になりました。相当に有名にならなければ、こんな作品の作り方は到底無理ですね。
国や企業がお金出すのかな?
アーティストが食ってけるカラクリが未だにわからない私です。


帰りにミュージアムショップに立ち寄り、欲しいものが多すぎて気絶寸前でした。
やっぱり、その辺のものよりデザインもいいしクオリティも高いのよ。
食器とかやばかったけど、持って帰ること考えると吐きそうになったので断念しました。
あー。リアルワニのホチキス欲しかった・・・。4000円也。
ここでの本日の戦利品。


一目ぼれの傘。どんな雨の日も、私の頭上は晴天よ。なんつって。
7000円也。たけーよ。


そんなこんなで、まあ、子連れで美術館はなかなかもって大変です。
子供をこういう場に慣れされるってのは必要だとは思うけど。
子連れ美術館入門なら原美術館をオススメします。他の美術館じゃ、とっても無理。あのピーンと張った静寂の空気を一瞬で破壊するから。まあ、そんな子供を怒る私の声が一番デカイんですけどね。アハ




ジャン=ミシェル オトニエルワークショップ「ふしぎな現実」
http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/nxa75MDdtPX3oSHGkRlw/



最後に、今日ご一緒させて頂いた志水さん。お疲れ様でした!!!
今度はゆっくり話せる場所で子供を放ちましょう(笑

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